2025年5月14日
株式会社ラネクシー
株式会社ラネクシー(代表取締役社長:波間 晋也、以下 ラネクシー)は、同社が開発するセキュリティソリューション「RunDX」シリーズにおいて、仮想デスクトップ環境でのデバイス制御を強化する「RunDX DeviceControl for Virtual」 を新たにリリースいたします。

RunDXは「かんたん」「堅牢」をコンセプトに、企業の情報資産を守るセキュリティ強化・情報漏洩対策ソリューションです。デジタル化が進む業務環境において、機密情報の持ち出しや端末紛失によるリスクを防ぎます。USBメモリや外付けHDDの利用制限をはじめ、Wi-Fiの接続制御にも対応し、情報資産の適切な管理を実現いたします。
近年、多くの企業で業務の効率化やリモートワークの推進、セキュリティ対策強化を目的として、仮想化されたデスクトップやアプリケーションの導入が進んでいます。しかし、仮想デスクトップ環境はセキュリティや運用上の理由から、管理者が周辺機器の利用を制限するケースが多く、必要なデバイスが使えずに業務効率の低下を招くことがあります。特に、「特定のデバイスのみ許可する」といった柔軟な制御が難しい点が課題となっています。
「RunDX DeviceControl for Virtual」は、仮想デスクトップ環境におけるデバイス制御を強化し、管理者がセキュリティポリシーを柔軟に設定することができます。これにより、現場で端末を利用するユーザーからは従来通りの使用感を損なわずに経営者・管理者が必要とするセキュリティの要件を満たすことが可能になります。
RunDX DeviceControl for Virtual が対応する仮想デスクトップ環境
- Citrix Virtual Apps and Desktops
- Azure Virtual Desktop
主な機能と特長
- ユーザーごとのセキュリティポリシー設定
- 許可 / 禁止 / 読み取り専用の柔軟な制御が可能
- ストレージホワイトリスト機能
- USBメモリの ベンダーID / プロダクトID / シリアルNo. を基に、特定のデバイスのみ使用許可
※システムの詳細についてはリリースノートをご確認ください。
https://www.runexy-dlp.com/rundx/releasenote/rundx-devicecontrol-2-1-0-0.html
導入による効果
仮想デスクトップ環境(VDI)でも、物理端末と同様に業務効率を下げることなく、セキュリティを維持できる。
- 例)USBメモリ全般を利用禁止とし、特定のデバイスのみを利用許可とする
- 例)USBメモリへの書き出し時のデバイス操作ログを取得する
- 例)仮想デスクトップ環境でのプリンタの利用を制限する
※機能の詳細はこちら
https://www.runexy-dlp.com/rundx/rundx_advantages/virtual_desktop.html
ラネクシーは、今後も「RunDX」シリーズを通じて、企業の情報セキュリティ対策と業務効率化を支援し、仮想・物理環境を問わず、最適なソリューションを提供してまいります。
RunDX DeviceControlについて
「RunDX DeviceControl」は内部不正に効果的な「デバイス制御」と外部からの攻撃を遮断する「ネットワーク制御」にて、機密性の高い環境の構築を実現し、企業の重要データを保護します。また、使いやすいUI設計のWEBコンソールやサーバーレスでも運用できる利便性を備え、特定端末のみ接続許可させるなど様々な業務環境へ柔軟に対応します。情報の不正な持ち出しを防ぐ「デバイス制御」と、端末外からの悪意ある攻撃の対策となる「ネットワーク制御」により、内外のサイバー攻撃に強く機密性の高い環境が構築可能です。
ラネクシーについて
ラネクシーは、現代の情報化社会における課題の1つである情報セキュリティに対するリスクマネジメントの重要性を見据え、長年培ったビジネスネットワークや豊富な技術と知識を基に、自社ソフトウェアの開発や世界で使用されている最新のテクノロジーを採り入れた革新的で機能性に優れたソフトウェアを発掘し、提供しております。またICTソリューション・プロバイダーとして、業種横断的なソリューションをワンストップでご提供している他、ソフトウェアの評価やサポートなど、多様化するお客様のニーズにお応えすべく、最先端技術を用いて最高品質なトータルサービスを目指した事業を展開しております。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ラネクシー プロダクトソリューション本部
E-mail: rundx_sales@runexy.co.jp