リリース日
2023年8月1日
機能概要
RunDXは、外部デバイスへのデータ漏えいを防止する情報漏えい対策ソフトウェアです。
ストレージ、フロッピー、スマートデバイス、CD / DVD / BD、Bluetooth、シリアルポート、プリンターのようなデバイス、およびWiFiやネットワークに対して、アクセス制御を行なうことができます。
また、社内や組織において、配布した特定のUSBメモリーだけを許可、特定のネットワークだけを許可、といった設定も可能ですので、情報漏えい対策をするだけではなく、内部統制・セキュリティ対策などにも役立てることができます。
RunDXには、クライアントOS向けのRunDX DeviceControlと、サーバーOS向けのRunDX DeviceControl for Serverの2つのエディションがあります。制御対象コンピューターのOSにあわせてご利用ください。
デバイス制御
制御項目 | 機能概要 |
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ストレージ | USB接続の記憶媒体(フラッシュメモリ、HDD、SSD)、およびカードリーダーの制御をします。 コンピューターに内蔵されたHDDとSSDは制御対象外です。 |
フロッピー | コンピューターに内蔵されたフロッピードライブ、およびUSBフロッピードライブの制御をします。 |
スマートデバイス | iPhone、およびAndroidなどのスマートデバイスへのファイルアクセスの制御をします。 スマートデバイス制御は大きく二つの機能から構成されます。
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CD / DVD / BD | コンピューターの CD / DVD / Blu-ray ドライブの制御をします。 |
Bluetooth | Bluetoothによるテザリング接続や、ファイル送受信の制御をします。 キーボードやマウスなどのヒューマンインターフェースデバイスは制御対象外です。 |
シリアルポート | COM ポートを使用したファイル転送の制御をします。 |
プリンター | プリンターによる印刷の制御をします。 |
ネットワーク制御
制御項目 | 機能概要 |
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WiFi | USB無線子機や内蔵無線LANなどの制御をします。 |
ネットワーク | ネットワークアダプタ接続の制御をします。 |
ホワイトリスト機能
制御設定を禁止した上で、ホワイトリスト設定をすることで特定のデバイス、およびネットワークを利用可能にすることができます。
制御項目 | 機能概要 |
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ストレージ | 特定のストレージデバイスの使用を許可する場合にホワイトリスト機能を使用します。 ストレージホワイトリストには、シリアルナンバー単位、またはプロダクトID(製品型番)単位で登録する2つの方法があります。 |
WiFi | WiFiホワイトリストは指定されたSSID単位で使用を許可します。 |
ネットワーク | ネットワークホワイトリストは、IPアドレスとポート番号を指定し、通信を許可します。 また、接続先と接続元に対してそれぞれ設定することができます。 RunDXエージェントがインストールされたコンピューターから接続するコンピューターを許可する場合は「接続先」に設定してください。接続されるコンピューターを許可する場合は「接続元」に設定してください。 |
システム要件
クライアントOS
対応OS | Windows 10 22H2 Windows 11 22H2 ※ 日本語OSのみ ※ エディション「Home」「Pro」「Enterprise」 |
CPU | 64ビット互換プロセッサ 1.0GHz 2コア |
メモリー | 4.0GB |
ストレージ | 1.5GBの空き容量 |
Webブラウザー | Google Chrome Microsoft Edge |
サーバーOS
対応OS | Windows Server 2016 Windows Server 2019 Windows Server 2022 ※ 日本語OSのみ ※ エディション「Standard」「Datacenter」 |
CPU | 64ビット互換プロセッサ 1.4GHz 1コア |
メモリー | 2.0GB |
ストレージ | 1.5GBの空き容量 |
Webブラウザー | Google Chrome Microsoft Edge |