第4回 トライアルのススメ

皆さんこんにちは。ラネクシー社員Kです。

皆さんは、ソフトウェアの導入を検討する際、製品のWebサイトに掲載された情報や営業担当の説明を得るだけでなく、実際にそのソフトウェアを使って評価したいと思いませんか。

今回は、そんなときに有用な、DeviceLockのトライアル版をご紹介します。

1. DeviceLockのトライアル版とは

DeviceLockには、「トライアル版」というものが存在します。
これは、対価を支払って購入する「通常版」と異なり、購入前のお客様に、評価用としてラネクシーから無償で提供されるものです。

※DeviceLockのトライアル版は、以下のサイトから申し込んでいただくとダウンロードできます。

 「DeviceLock トライアル 申込フォーム」

DeviceLockのトライアル版は、ソフトウェア購入前の評価目的に限ってご利用いただけるバージョンで、若干の制限はあるものの、プログラムは通常版と同じものです。Windows OSがバージョンアップした場合など、それに対応したバージョンに差し替わることもあります。

なので、お客様が、購入する前に、機能が自社のセキュリティ要件を満たせるか、ユーザーインターフェースの操作性はどうか、処理の速度はどうか、などといった項目をチェックすることができます。

2. トライアル版のもうひとつの目的

DeviceLockはWindowsまたはmacOS上で動作するソフトウェアで、動作要件というものがあります。CPUが何だとか、メモリーがどれだけとか、こういう条件下で動きます、というものです。詳しくはラネクシーの「DeviceLock説明サイト」を見て頂きたいのですが、この要件を満たしていれば、本当に問題なく動くのでしょうか。

ここが、ソフトウェアの難しいところで、DeviceLockのようにWindows OSのカーネルモード(※1)と呼ばれる深層で動作するソフトウェアはOSと密接に連携できる反面、稀に、同じカーネルモードで動作するデバイスドライバー(※2)や他のセキュリティソフトウェア(ウイルス対策ソフトウェアなど)などと処理が競合して、パソコンの動きが不安定になったり、動きが遅くなったりすることがあります。

  • 1カーネルモードは、CPUの持つの全ての機能が利用できる無制限のモードですが、反面、プログラムの不具合や競合などの問題が発生した場合、システム停止などの障害が発生するリスクがあります。
  • 2デバイスドライバーは、パソコンに内蔵されていたりUSBポートなどでつないで使うハードウェア(デバイス)を、OSの環境下で使えるようにするプログラムのことです。

DeviceLockを購入する前に、トライアル版を使って、こうした現象を事前に知ることで、リスクの回避(回避策の適用、プログラムの修正等)を図ることができるようになります。

なので、トライアル版の試用には、問題が発生しても業務に影響が出ない、予備のPCなどを使用するのが良いですね。

3. トライアル版の制限

トライアル版には、通常版と比べて、以下の制限があります。

1. 管理できるDeviceLockクライアント(DeviceLock Service)の台数は2台まで。
2. 評価期間はインストール後30日間まで。
3. 管理ツールを使っていると、ところどころでトライアル版であることを示すメッセージが表示される。
4. DeviceLock Enterprise Manager(以下「DLEM」と略す)の [ファイル]-[再スキャン] が実行できない。
5. DLEMでスキャン後の [ファイル]-[名前を付けて保存] のテキスト(タブやセミコロン区切り)保存ができない。

詳しくは、以下の弊社FAQサイトをご覧ください。

「FAQ:トライアル版の制限事項はありますか?」

トライアル版は、上記の制限を除いて、DeviceLockの全ての機能をご試用になれます。
試用期限は30日ありますが、なるべく、一定期間に集中してご試用できる環境にて、ご利用ください。

お客様よりよくご質問を頂くのですが、トライアル期間中にDeviceLockをご購入いただき、納品されるライセンスファイルをこのトライアル版に適用すると、そのまま製品版としてご利用を続けていただけます。その際、トライアル版の制限はなくなります。

効率的に評価をしていただけるよう、「簡易検証ガイド」をご用意しています。DeviceLockの全ての機能についての説明はありませんが、よく使われる機能についての設定手順などが説明されています。

トライアル版をお申込みいただいたお客様には、別途、営業担当よりこの簡易検証ガイドについてご案内をしておりますが、万一ご案内が無い場合や、トライアル版を使っていてわからないことがありましたら、お気軽に弊社宛お問い合わせください。

ではまた。

投稿日:2020年02月10日

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  • ミック経済研究所「サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望2019 データ保護編」より

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