第18回 不思議な差の世界

司会者

皆さんこんにちは。世の中の微妙な「差」について考察する「視聴者相談室 不思議な差の世界」のお時間です。
今回のテーマは、ラネクシーのデバイス制御DLPソリューション、DeviceLockです。
そこでゲストに、ラネクシー非公認広報の「でばいすろっ君」さんに来ていただきました。

でばいすろっ君

こんにちは~。

「でばいすろっ君」さんは、「でばいすろっくコラム第10回」以来の、久々の登場ですね。

そうですが、「でばいすろっ君さん」はやめてください(笑)。「でばいすろっ君」でいいですよ。

わかりました。そういえば、歌手や芸人さんにも、そんな感じのお名前の方がいらっしゃいましたね。

そんなことより、この番組の企画だって、どこかで見たことがある気がしますね。パクリじゃないですか?

そうですか?私は知りませんが・・・。
さっそくですが、今回は、「DeviceLockの謎」ともいうべき「差」について研究してみたいと思います。

パクリの件はどうなんですか?

まず始めに「DeviceLock」と「DeviceLock Service」の「差」について見てみましょう。

パクリの件は・・・

これは、DeviceLockをインストールした、ある視聴者さんからいただいた疑問です。
VTRスタート!

視聴者A

DeviceLockを購入したので、みんなで手分けしてクライアントコンピューターにインストールしたんですけど、後でWindowsのコントロールパネルから「プログラムと機能」を開いて確認すると、「DeviceLock」っていうのと「DeviceLock Service x64」っていうのがあるんです。同じDeviceLockなのに、なんで名前が違うんですか?

フリップを見てみましょう。

たしかに、インストールされたプログラムのリストを見ると、名前のところが「DeviceLock」になっているものと「DeviceLock Service x64」になっているものがありますね。
でばいすろっ君、これはどういうことなんですか?

ブツブツ・・・

でばいすろっ君?

・・・

でばいすろっ君が体調不良のようなので、一旦ここでCM入れましょう!ハイCM!

創業25年の信頼と実績、確かな技術と品質で、次代を駆け大志を実現する、株式会社ラネクシー。

Run in the Next! Realize our Ambition! ラネクシ~、ヨロクシ~。

CMの間に、いろいろ調整しまして、でばいすろっ君の機嫌・・・いや体調も回復したようですので、あらためて聞いてみましょう。
でばいすろっ君、「プログラムと機能」に現れる「DeviceLock」と「DeviceLock Service x64」の「差」は何なんですか?

何を使ってインストールしたか、によって変わってきます。
この視聴者さんがインストールしたのはDeviceLockのクライアント用プログラム(サービス)で、これは「DeviceLock Service」といいます。
それはそうと、楽屋弁当の件は、よろしくお願いしますよ。

大丈夫ですよ、3個確保しましたから・・・。余計なことは言わなくていいですよ。それで?

ローカルで作業する場合、「DeviceLock Service」は、DeviceLockの機能のほとんどをカバーする「setup.exe」というインストーラープログラムを使って、カスタムインストールで「DeviceLock Service」だけを対象に指定すれば、インストールすることができます。
この場合、コントロールパネルの「プログラムと機能」では「DeviceLock」と出ます。

では、「DeviceLock Service x64」と出るのは、どんな方法でインストールをした場合ですか?

「DeviceLock Service」をインストールするには、別の方法もあります。
「DeviceLock Service」だけに特化したインストーラープログラムとして「DeviceLock Service x64.msi」や「DeviceLock Service.msi」というのがあります。
「DeviceLock Service x64.msi」は64ビットOS、「DeviceLock Service.msi」は32ビットOS向けのインストーラープログラムです。

この「なんちゃらえむえすあい」っていうプログラムで「DeviceLock Service」をインストールすると、「プログラムと機能」に「DeviceLock Service x64」って出るんですね?

64ビットOSでは「DeviceLock Service x64」、32ビットOSでは「DeviceLock Service」と出ます。
そんなことより、人のセリフを取らないでください。それに、「なんちゃら」って、失礼じゃないですか。

これは失礼しました。

「DeviceLock Service x64.msi」や「DeviceLock Service.msi」は、「DeviceLock Service」をリモートインストールする場合にも使用されますので、既にリモートインストールされていることを知らずに「setup.exe」で再度インストールしてしまう、といったミスも考えられます。

なるほど。
では、そのように、「~.msi」でのインストールと「setup.exe」でのインストールを両方してしまった場合に問題になることはありますか?

動作するサービスは1つなのでDeviceLockの動作自体に問題はないのですが、特定のパターンで少々問題になることがあります。

ほお、問題になるのはどんなパターンですか?
おっと、ここはCMを入れるタイミングですね。CM行こう、CM!

夕食のおかずはファイルサーバーのログよ。たくさんあるからお腹いっぱい食べてね。

ママ~、量が多いばかりで味気ないよ~。

そうねえ。じゃマイログスターで調理しましょう。

重要なサーバーをピンポイントで監視!
ファイルサーバーのアクセスログ・監査ログ管理はMylogStar FileServerで!

ママ~、ログっておいしいね。

「DeviceLock Service」を「msi」でインストールした後に、さらに「setup.exe」でインストールすると、その途中で「msi」の方はアンインストールされるので、特に問題にはなりません。
しかし・・・

順番が逆だと問題になるんですね?

ちょっと、先走って人のセリフを取るのやめてもらえませんか?

ああ、すみません。こういうキャラクターで通っているもので・・。

まったく、もう。
話を戻して、「setup.exe」でインストールした後にさらに「msi」でインストールすると、動くことは動くんですが、こんなふうに、両方とも「プログラムと機能」に出てきてしまいますので気を付けてください。

フリップも用意していたんですね。さすが。

こうなった場合、まず「msi」の方(「プログラムと機能」で「DeviceLock Service x64」または「DeviceLock Service」と表記されているもの)をアンインストールしてから、「setup.exe」で再度、DeviceLock Serviceを(上書き)インストールして、最後にこれ(「プログラムと機能」で「DeviceLock」と表記されているもの)をアンインストールしてみてください。

最後、トラブルシュートみたいになってしまいましたが、なんとかまとまったようなので、次に行きましょう。
次のお題は、「未定義」と「未構成」の「差」です!
これについても、視聴者さんから疑問が寄せられています。
VTRどうぞ!

視聴者B

会社で、DeviceLockの管理者をしているのですが、設定ツールの「DeviceLock 管理コンソール」を使っていると、ひとつの画面の同じ行に「未定義」と「未構成」っていう表現があって、どちらも設定をしていない状態のことだと思うのですが、違いがわかりません。
どう違うんですか?

フリップを見てみましょう。

・・・ああ、本当ですね。「監査/シャドウイング/アラート」の設定画面に、「未定義」と「未構成」が並んでいます。
「標準」欄が「未定義」で、「オフライン」欄が「未構成」になっていますね。
一見、どう違うのか、わからないですね。

フッフッフッ・・・。

でばいすろっ君が、何か言いたそうにしていますね。

これはですねえ、無いけど有るのが「未定義」、本当に何も無いのが「未構成」ってことなんですよ。

「無いけど有る」とか、いったい何のことですか?
ますますわからなくなりました。

では、謎解きはCMの後で!

でばいすろっ君、人のセリフを取らないでください!

♪ テレワ~クにはセキュリティ~
♪ セキュリティ~にはディ~エルピ~
♪ ディ~エルピ~にはデバイスロック~
♪ デバイスロックはラネクシ~
♪ ラネクシ~はテレワーク~
テレワーク時代の、データ漏えい防止ソリューションは、DeviceLock DLP Suiteで!

さて、「未定義」と「未構成」の「差」を解き明かす前に、「標準」と「オフライン」について教えていただけますか。

DeviceLockは、クライアントコンピューターが置かれた状況によって、2つの設定を持つことができるんです。

「状況」というのは「標準」と「オフライン」のことですね?

そうです。
簡単に言うと、「標準」というのは、「オンライン」とも言いますが、社内のネットワークに接続できる状態、「オフライン」というのは、社内のネットワークに接続できない状態を想定しています。

今、テロップが出ていますが、「標準」「オフライン」について詳しくは、こちらをご覧ください。

それで、標準用、オフライン用に異なる設定を持つことができるのですが、オフラインの設定を定義していない場合、クライアントコンピューターがオフラインの状態では、標準の設定を自動的に流用することになっています。

なるほど。

もう一度、さっきのフリップを見てみましょう。

DeviceLockの設定では、「オフラインの状態を想定しない」ことが可能で、この場合は、オフライン状態では標準の設定を流用します。しかし、「標準(オンライン)の状態を想定しない」ことはできないので、最低限、何らかの標準の設定は必要になります。

難しくなってきましたね。
簡単に言うと、「標準の設定は必要だけど、オフラインの設定は無くてもかまわない」ということですね。

まあ、そんなところです。
そういった事情で、「監査/シャドウイング/アラート」項目では、標準の設定には、明示的に何も設定されていなくても、「設定なし」という設定が既定値として存在しているので、設定自体は「有る」のです。

まだよくわかりません。

例えば、何も描かれていない真っ白な画用紙があるとします。何も描かれていないので情報はありませんが、たしかに画用紙は「有る」のです。 これが標準の「未定義」です。
最初に言った「無いけど有る」というのはこのことです。

なるほど。
オフラインの場合は、既定値がない、つまり画用紙そのものがない状態で、これを「未構成」と呼んでいる、ということですね。

ウウッ。今度はおいしい締めゼリフを横取りするとは・・・。
CM行きましょ、CM!

でばいすろっ君のせいで、番組の最初の方に前倒しでCMを入れてしまいましたから、もうCMはありませんよ。
それに、番組の進行を仕切らないでください。

なんかストレス溜まるなあ・・・。
ちょっと難しくなりますが、DeviceLockの管理上、大事なことなので付け加えておきます。
クライアントコンピューターに適用されているDeviceLockの設定をファイルに書き出すことができるんですが、「未定義」の状態を書き出した設定は、既存の設定に上書きして書き戻すと既存の設定は失われますが、「未構成」の状態を書き出した設定は、既存の設定に上書きして書き戻しても既存の設定は失われません。

設定ファイルから「未定義」の設定を書き戻すと、既存の画用紙を破棄して、白紙の画用紙に置き換えてしまうけれど、「未構成」の設定を書き戻す場合は、そもそも「未構成」は画用紙を持たないため、設定ファイルを書き戻しても、既存の画用紙は破棄されず、既存の設定がそのまま残る、ということですね。

うまいこと言いますね。
さすが、名司会者ですね。

えっへん。
うまくまとまったところで、今回の「視聴者相談室 不思議な差の世界」はここまでです。
本日のゲストは、でばいすろっ君でした。ありがとうございました。

ごちそうさまでした~。

もうお弁当食べちゃったんですか?
まあ、これに懲りず、また来てくださいね。

この番組の提供はラネクシー、企画・構成・脚本・演出は、ラネクシー社員Kでした。
またいつかお会いしましょう。さようなら~。

投稿日:2021年05月31日

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国内5800社、40万台の導⼊実績のデバイス制御ソフト︕
内部からの情報漏えいを防ぐDLPソリューション" DeviceLock ( デバイスロック)"

DeviceLock(デバイスロック)はユーザーに負担を強いずに必要なデータだけを守るDLP(Data Loss Prevention)ソリューションです。PCのUSBポート、CD/DVDドライブ、タブレット端末などの外部デバイス制御に加え、インターネットを介したファイルのコピー、送信を制御し、個人情報や情報資産などの不正持ち出しや盗難・紛失による情報漏えいを防止します。


DeviceLockは国内5800社、40万台の導入実績を持ち、外部デバイス制御パッケージの分野でシェアNo.1※のツールです。

  • ミック経済研究所「サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望2019 データ保護編」より

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